ページタイトル胸部・血管外科

胸部・血管外科(選択プログラム)

概要

(1)胸部・血管外科選択プログラムは、選択科目として同科を選択する場合の研修プログラムである。胸部血管外科および甲状腺・乳腺外科を主たる対象としている。

(2)選択期間中には指導医と相談の上、研修医一人ひとりが自分のキャリア育成に合致したSBOsを設定することができる。

研修指導責任者 診療部長(胸部・血管外科)鈴 木 喜 雅

目標

一般目標(胸部血管外科選択研修GIO)

将来遭遇しうるいかなる状況においてでも思いやりを持ちながら良質な全人的医療を行うために、外科疾患の知識・診断・技術を習得することを通して、将来の専攻する診療科にかかわらずプライマリケアの臨床に必要な基本的診療能力(態度、技能、知識)を修得する。

行動目標(胸部血管外科選択研修SBOs)

EPOCで定める評価項目の達成

EPOC で定める評価項目

1.胸部・血管外科で必ず修得しなければならないEPOC 項目(マトリックス表で◎)

A-2-3 胸部の診察(乳房の診察を含む)
A-4-9 穿刺法(胸腔)
A-4-11 ドレーン・チューブ

B-2 経験すべき症状、病態、疾患

B-3-5 循環器系
静脈瘤  リンパ浮腫  閉塞性動脈硬化症

B-3-6 呼吸器系
(6) 胸膜、縦隔、横隔膜疾患

B-3-10 内分泌系
乳腺疾患 甲状腺疾患

2.胸部・血管外科で修得するのが望ましいEPOC 項目(マトリックス表で○)

A-1 医療面接
A-2-1 全身観察
A-3-1 尿検査
A-3-3 血算・白血球分画
A-3-4 血液型判定・交差適合試験
A-3-5 心電図(12 誘導) 負荷心電図
A-3-6 動脈血ガス分析
A-3-7 血液生化学検査
A-3-9 細菌学的検査・薬剤感受性検査
A-3-10 肺機能検査
A-3-12 細胞診・病理組織診断
A-3-17 X 線CT
A-3-18 MRI 検査
A-4-8 穿刺法((腰椎)
A-4-14 創部消毒
A-4-16 皮膚縫合法
A-4-17 軽度の外傷・熱傷
A-5-2 薬物療法
A-5-3 輸液
A-6-1 診療録作成
A-6-2 処方箋、指示箋
A-6-3 診断書、死亡診断書
A-6-5 紹介状、返信
A-7-1 診療計画作成
A-7-2 診療ガイドライン
A-7-3 入退院適応判断
A-7-4 QOL 考慮

B-1 経験すべき症状、病態、疾患

B-1-19 胸痛
B-1-21 呼吸困難
B-2-13 外傷

B-2 経験が求められる症状・病態

B-3-5 循環器系
(1)下肢虚血(7) 静脈・リンパ管疾患

C 特定の医療現場の経験

C-1 救急医療(救急医療の現場を経験すること)

(1)バイタルサインの把握ができる。
(2)重症度、緊急度の把握ができる。
(3)ショックの診断・治療ができる。
(5)高頻度救急疾疾患の初期治療ができる。
(6)専門医へのコンサルテーションができる。

C-6 緩和ケア・終末期医療(臨終の立ち会いを経験すること)
(1)心理社会的側面への配慮ができる。
(2)治療の初期段階から基本的な緩和ケアができる。
(3)告知をめぐる諸問題への配慮ができる。
(4)死生観・宗教観への配慮ができる。

3.全ての科で目標とする項目(マトリックス表では○)

I.医療人として必要な基本姿勢・態度
(1)患者-意思関係、(2)チーム医療、(3)問題対応能力、
(4)安全管理、(5)症例呈示、(6)医療の社会性

方略(LS)

指導医師数 臨床研修指導医1名。
同時研修は各学年2名までを原則とする。
研修期間は任意。
場所は外来、病棟、手術室(OR)、血管造影室。
オリエンテーション(約2 時間)。
OJT(On the Job Training)が主体。
症例ごとに指導医・上級医とマンツーマンで研修する。
臨床手技、処置については、はじめにシミュレーターを利用。
カンファレンス
胸部・血管外科症例カンファレンス(週1回)、化学療法・緩和カンファレンス(週1回)
Cancer board(週1回)

★週間予定(月~金)

午前 午後
外来診療、病棟回診 血管造影、症例カンファレンス
外来診療 手術、化学療法・緩和カンファレンス
病棟回診 病棟業務、Cancer board
手術 手術
病棟回診 血管造影

評価(EV)

形成的評価(フィードバック)

知識(想起、解釈、問題解決)については随時おこなう。
態度・習慣、技能についても随時行う。
技能についてはチェックリスト、評定尺度の使用を推奨。
態度・習慣については観察記録の使用を推奨。