ページタイトル外科

外科(選択必修プログラム)

概要

本プログラムは、選択必修3科の中から外科を選択した場合のプログラムである。

研修指導責任者 診療部長 奈賀 卓司

目標

米子医療センターGIO

将来遭遇しうるいかなる状況においてでも思いやりを持ちながら良質な全人的医療を行うために、米子医療センターでの研修を通じ、将来専攻する診療科にかかわらず臨床に必要な基本的診療能力(態度、技能、知識)を修得する。

一般目標(外科(選択必修)-外科プログラムGIO)

外科的治療が必要な場合においても全人的医療を行える医師となるために、外科的診察手技、手術手技、患者管理の研修を通じて、プライマリケアの臨床に必要な基本的診療能力(態度、技能、知識)を修得する。

行動目標(外科(選択必修)-外科プログラムSBOs)

自ら取得した全身のバイタルサインを観察・記録し、判断ができる(問題解決)。
腹部,肛門部,鼠径部の診察ができる(技能)。
血液検査,血液ガス検査,肺機能検査,心電図による病態の把握ができる(問題解決)。
腹部単純X線写真の読影ができる(問題解決)。
上部消化管造影検査,下部消化管造影検査,胆道造影検査の読影ができる(解釈)。
上部消化管内視鏡検査,下部消化管内視鏡検査の読影ができる(解釈)。
適応を判断した上で検査したUC,CT,MRI検査の読影ができる(解釈)。
◎縫合,抜糸,結紮などの外科的基本手技を行うことができる(技能)。
◎基本的概念を理解した上で、消毒法を実施できる(態度・習慣)。
術前術後の患者管理計画を立案できる(問題解決)。
術後管理のポイントを述べることができる(想起)。
水・電解質管理について述べることができる(想起)。
感染予防,感染創の処置,抗生剤の使い方について述べることができる(想起)。
◎腹腔穿刺の方法・合併症を述べる(想起)。
◎ドレーン・チューブの管理上のポイントを列挙できる(想起)。
◎急性腹症の診断と初期対応ができる(問題解決)。
◎消化管出血の鑑別・初期治療ができる(問題解決)。
経腸栄養について述べることができる(想起)。
中心静脈栄養について述べることができる(想起)。
◎局所浸潤麻酔を実施できる(技能)。

EPOC で定める評価項目

1.外科で必ず修得しなければならないEPOC 項目(マトリックス表で◎)

A-4-9 穿刺法(胸腔、腹腔)
A-4-11 ドレーン・チューブ
A-4-13 局所麻酔法
A-4-14 創部消毒
A-4-16 皮膚縫合法

B-1 経験すべき症状、病態、疾患

B-1-26 腹痛
B-1-27 便通異常
B-2-8 急性腹症
B-2-9 急性消化管出血

B-2 経験が求められる症状・病態

B-3-7 消化器系

(6)横隔膜・腹壁・腹膜

2.外科で修得するのが望ましいEPOC 項目(マトリックス表で○)

A-1 医療面接
A-2-1 全身観察
A-2-4 腹部の診察(直腸診含む)
A-3-1 尿検査
A-3-2 便検査
A-3-3 血算・白血球分画
A-3-4 血液型判定・交差適合試験
A-3-5 心電図(12 誘導) 負荷心電図
A-3-6 動脈血ガス分析
A-3-7 血液生化学検査
A-3-9 細菌学的検査・薬剤感受性検査
A-3-10 肺機能検査
A-3-12 細胞診・病理組織診断
A-3-13 内視鏡検査
A-3-14 超音波検査
A-3-15 単純X 線
A-3-16 造影X 線A-3-17 X 線CT
A-3-18 MRI A-3-19 核医学検査
A-4-6 注射法 A-47 採血法
A-4-8 穿刺法((腰椎)
A-4-12 胃管の挿入管理
A-4-15 簡単な切開・排膿
A-4-17 軽度の外傷・熱傷
A-5-1 療養生活の説明
A-5-2 薬物療法
A-5-3 輸液
A-5-4 輸血
A-6-1 診療録作成
A-6-2 処方箋、指示箋
A-6-3 診断書、死亡診断書
A-6-5 紹介状、返信
A-7-1 診療計画作成
A-7-2 診療ガイドライン
A-7-3 入退院適応判断
A-7-4 QOL 考慮

B-1 経験すべき症状、病態、疾患

B-1-22 咳・痰 B-1-23 嘔気・嘔吐B-1-25 嚥下困難
B-2-13 外傷

B-2 経験が求められる症状・病態

B-3-7 消化器系

(1) 食道・胃・十二指腸疾患  (2) 小腸・大腸疾患
(3) 胆嚢・胆管疾患 (4) 肝疾患 (5) 膵臓疾患

C 特定の医療現場の経験

C-1 救急医療(救急医療の現場を経験すること)

(5)高頻度救急疾疾患の初期治療ができる。
(6)専門医へのコンサルテーションができる。

C-6 緩和ケア・終末期医療(臨終の立ち会いを経験すること)

(1)心理社会的側面への配慮ができる。
(2)治療の初期段階から基本的な緩和ケアができる。
(3)告知をめぐる諸問題への配慮ができる。
(4)死生観・宗教観への配慮ができる。

3.全ての科で目標とする項目(マトリックス表では○)

I.医療人として必要な基本姿勢・態度

(1)患者-意思関係、(2)チーム医療、(3)問題対応能力、
(4)安全管理、(5)症例呈示、(6)医療の社会性

方略(LS)

指導医師数 臨床研修指導医3名。
同時研修は各学年2名までを原則とする。
研修期間は1ヶ月。
場所は外来、病棟、手術室(OR)。
オリエンテーション(約3 時間)。
OJT(On the Job Training)が主体。
症例ごとに指導医・上級医とマンツーマンで研修する。
縫合、結紮、CVCについては、はじめにシミュレーターを利用。
カンファレンス
外科カンファレンス(週4回)。
消化器Cancer board(週1回)(内科、外科、病理、放射線科)。

★週間予定(月~金)

午前 午後

術前検討、外来診療、病棟回診、手術

手術、病棟業務

術前検討、外来診療、病棟回診、手術

検査、病棟業務

外来診療、病棟回診

病棟業務

術前検討、手術、外来診療、病棟回診

手術、検査、病棟業務

術前検討、外来診療、病棟回診、手術

検査、病棟業務
消化器カンファレンス

評価(EV

形成的評価(フィードバック)

知識(想起、解釈、問題解決)については随時おこなう。
態度・習慣、技能についても随時行う。
技能についてはチェックリスト、評定尺度の使用を推奨。
態度・習慣については観察記録の使用を推奨。