ページタイトル膀胱がん

現状

膀胱がんは、毎年人口10万人あたり6~7人程度発見され、わずかに増えています。女性より男性のほうが約3倍多く、年齢では50~70歳代に多くなっています。

症状

膀胱がんの初発症状は、尿に血が混じり赤い尿が出ること、すなわち、血尿です。血尿といっても、膀胱炎などと違って痛みや尿回数が多いなどの、ほかの症状を伴わないことが特徴です。痛みを伴わなかったり突然よくなってしまったからといって、放っておいては手遅れになることがありますので要注意です。

検査

尿検査でがん細胞があるかどうか調べたり、超音波検査などを行いますが、一番大切な検査は膀胱の内視鏡検査です。内視鏡検査というと痛いというイメージが強いのですが、最近では柔らかいカメラもありますので以前よりは楽になっています。その他、CTやMRIとよばれる断層撮影などでがんの拡がりを検査します。

治療

ほとんどは値が深くない表面的ながんで、内視鏡で電気切除します。表面的ながんの場合、膀胱内のあちこちにできやすいため、電気切除した後、予防のために膀胱の中に抗がん剤を入れます。

内視鏡ではとりきれないがんや効果が不十分であると予想されるがんでは、手術で膀胱をとります。その場合は、同時に尿の流れを変えるための手術が必要となり、その患者さんにもっとも合った方法が選択されます。

また、膀胱がんには抗がん剤の点滴や放射線治療が比較的効果があるので手術前後に行われる場合があります。表面的ながんの場合、ほとんどの患者さんで良くなっておられます。

受診の手順

受診科:泌尿器科外来(毎日)